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Archive for 8月 20th, 2011

8月
20

アジャスト(矯正)は必要か?
昔は、カイロ=ポキと背骨を鳴らすイメージがありました。
もちろん、私も始めて受けたカイロの施術は、ポキポキと身体中を鳴らしました。
治らなかった頭痛が一回で治ったので、凄く感動しました。
カイロの勉強を始めた時は、もちろん私も患者さんの背骨をポキポキ治したいと思っていましたし、随分時間は掛かりましたが出来るようになりました。
しかし勉強を始めると、同じカイロの人からポキポキは危険だから駄目と言われる事もシバシバ、そんな?疑問が?
ポキポキの正体は、骨格の模型には無いのですが、骨と骨の間には関節包という袋があります、その袋の中には滑液が入っています。
滑液はエンジンのオイルの様な働きをしますが、同じ姿勢を続ける事で粘度が上がり動きが悪くなります、動きの悪くなった関節に正確な方向に速いスピードで圧力を掛けるときに(スラスト)、関節包の圧が下がりその時に滑液から発生する気泡が骨に響く音がポキです。
私の考えでは、問題点は回数と思います、よく見かける場面ですが首をポキポキ自分で鳴らす人、気持ちが良いので癖になってしまいます、何度もポキポキしていると関節周りの軟部組織に損傷を起こしてしまう可能性が高くなってしまいます。
以前は正確にスラストすれば問題は無いと思って、首、腰、骨盤とポキポキしていました、1年前半の中川DCの勉強会で、首(頚椎)は動くようにデザインされているのでスラストはあまり有効では無いと言われました、有効なのは筋肉にアプローチした方がよいと。
何となく、理解しました。
つづく。