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Archive for 9月, 2011

9月
26

第五回のAK勉強会はPRYTテクニック、歩行テストでした。

PRYTテクニックは、身体は頭、頚部、肩、胸郭、骨盤、上肢、下肢で構成されっている、それらは固有受容器のネットワークによって統合されっている、その統合の乱れを筋力テストで、見つけ出し矯正するテクニックです。

Pはピッチ、Rはロール、Yはヨー、Tはティルト航空機の位置を意味する言葉を使っているそうです。

始めは、まったく解りませんでした、どのタイミングで使うのかも解りませんでした、栗原先生に質問したところ、

交通事故やスポーツなどで、突然の衝撃が加わった時に受けたダメージが、固有受容器のネットワークの乱れを起こすらしく、適応するタイプは、ラグビー、アメフトなどのコンタクトスポーツをされていた人、交通事故などでムチ打ちを経験した人です。

しかし実際は、自分のテクニックが未熟なこともあり、効果が感じ取れません、そのわりに時間が掛かるとで、あまり使いません、勿論もっと練習が必要だとは思いますが、ちょっと使い勝手の良くないテクニックに今の所なっています。

歩行テストはPRYTテクニック同様、脳と身体のネットワークの問題を見つけ出すテクニックのようです。

凄くAKらしいテクニックだと思います、文章では上手く書けませんが、歩行に使う上肢と下肢の筋肉を同時に筋力テストします、例えば肩関節屈筋群と対側の股関節屈筋群を同時テストします、同じように伸筋群、外転群、内転群、大胸筋と対側の大腰筋、腹筋と対側の中殿筋と続けて筋力テストしていきます。

エラーが出た筋肉群に、決められた経絡を刺激すると、なんと筋力テストにエラーが出ません。

テストの結果にはビックリしますが、どこが改善されたのか解りづらく、手ごたえも感じにくい、時間も掛かるのでPRYT同様に使わないテクニックになって行きました。

こして当時を思い出たり、教科書やプリントを読み直してブログを書いていると、現代ご来店していただいている、お客様の症状には有効ではないかとチラチラ顔が浮かびます、もう一度復習し練習をしてチャレンジしてみたいと思います。

やっとブログを書いている意味がでてきたか?

9月
20

第四回のAK勉強会は、神経学的統合不全です、まったく解りません、今でも理解はしていません。

しかし神経学的統合不全を持っている人の筋力テストはメチャクチャな反応を示し間違った情報を伝えます、この間違った情報を頼りに治療を進めると、時間の無駄どころか、悪くしてしまう確率のほうが高いと思います。

勉強会から帰ってきた当時は、治療の始めにKI27を左右同時にTLして筋力テストでエラーの反応が出たら、KI27とお臍を同時にグリグリして再テストでOK、ひとまず筋力テストで間違った情報にこまることはありませんが、治療としては問題点の解決にはなりません。

現在でも、まだ理解は出来ていません、このブログの目的の一つでもあるAK復習ですが、やっぱりまだ駄目です、おそらくココを理解できれば、きっと施術面でも成長できると思います、今はフローチャート的にこのサインがでたら、足を治療する、頭蓋を治療する、と決めています。

理解できない講義だと、東京までの交通費と勉強会のお金を考えると、凄く辛いて重い気分になります。

夜行バスで行っている頃は、帰りのバスの時間まで東京の友達に会うのが楽しみでした、もともとミーハーの東京好きの私は遊ぶのが楽しみで、またAK勉強会に来ようと思い、バスで帰りました。

9月
16

第二回と第三回のAK勉強会は頭蓋骨(CSF)です、初めて頭蓋の授業に期待と不安が、第一回の授業内容の複雑さに理解できない不安が大きかった事を覚えています。

始めに頭蓋の解剖、そして動きです、解剖は予習してきました動きの種類も勉強してきましたが、動きを感じるのは初めてです。

動きには、2種類があります。

一次性呼吸システムは頭蓋骨と仙骨の周期的な動き。

二次性呼吸システムは横隔膜を主とする呼吸運動による頭蓋骨の動き。

なんとこの二つ動きが常に同時に動いています、二つの動きは周期が違いますが動きの区別はつきません、感じろとの事。

練習では側頭部に両手で挟むように軽く触れて、動きを感じとるのですが、当時ではまったくわかりませんでした。

AKの頭蓋では二次性呼吸システムの動で治療していきます、呼吸に合わせてチャレンジとゆう検査方法で問題点を見つけて、矯正します。

当時は、チンプンカンプンで帰ってから、何度も勉強会のプリントや教科書のシノプシスを読み返しました、手順や理屈は理解できても、実際に動きが解からない、効果もお客様の反応も解からないので、頭蓋の治療は長い間使わなくなりました。

あの頃から、頭蓋を諦めた訳でなくAK二年目のADVANCEでも3回、栗原先生の頭蓋治療一次呼吸システムの勉強会を6回出ました。

現在では、一次呼吸システムを使います、動きもなんとなく感じることも出来るようになり、頭蓋の歪みも少しは見る事が出来るようになりました。

AKのテクニックは無駄でなく、噛む筋肉の治療には最高に効果的です。

最近、コンピューターを使う人が多く、画面を見ながら食いしばっている事が多いようです、ストレスの為か寝ている時に食いしばる人も多くみられます、これらは頭痛の原因になります。

こんな時にAKのテクニックは最高に効果的です。

9月
13

第一回のAK勉強会に出席して、一番印象的だったのは筋力テストの正確さを重視している事でした。

AKの筋力テストは、筋肉の麻痺などの病理的な異常を評価するものではなく、神経系の機能的な異常を評価するテストです。

ビックリするぐらい、ソフトな力で圧を加えます。

注意事項は10項目あるのですが、中でも呼吸の保持、眼球を開いている状態、手を患者自身の体の一部に接触していない状態など、最近はあまり意識できていないことに気付きました反省。

通常は筋力テストの実技の練習は2人1組でおこないます、二人掛けの椅子の隣に座った人が本日の練習の相手になります、勉強会によっては席が決められている場合もあります。

今では別に誰が練習相手になろうが問題が無いのですが、8年前はイロイロ考えました、下手くそと思われたら嫌だとか、勉強不足で知識不足がばれたら嫌だとか。

当時はまだまだ勉強を始めたばかり、カッコ付けてもすぐにばれます、なのでなるべく経験豊富な出来そうな先生を探しては隣に座りました。

名前は忘れましたが、よくペアーで練習して頂いたのがAKの勉強会はこれが3回目で、おもに治療ではSOTを使うというツワモノの東京で開業されている先生、栗原先生とはカイロの学生時代からのお付き合いだそうです。

この東京の先生の筋力テストがまた細かい、今までおおざっぱなテストをしてきた僕は四苦八苦でした、その先生からは、こいつ大丈夫か的な目線が、しかし挫けないでその先生の隣が空いていれば狙って座りました。

この東京の先生はBASICだけの出席だったみたいで一年間お世話になりました。

AKは筋力テストが一番大切という事を学ばせて頂きました。

9月
07

日本でAKと言えば栗原DCです、アメリカでAKの勉強会で使う教科書のシノプシスの日本語訳をされています、フローチャートマニュアル上、下巻を仲井DCと共訳をされています。
ドキドキの第一回目の勉強会の内容は、AKのシンボルマークの説明からスタートしたと記憶しています、続いて筋力テストを二人一組で時間を掛けてしました、2回目からは午前中が筋力テストで午後から講義だったと記憶しています。

健康3大要素
Structure:構造(カイロプラクティックの考えと同じです、バランスが大事です。)
Chemical:化学(栄養)
Mental:精神

椎間孔5つの因子
N:Nerve神経支配(歪み)
NL:NeurioLymphaticReflexes神経リンパ反射(臓器や筋肉のリンパの反射ポイント)
NV:NeuroVascularReflexes神経血管反射(臓器や筋肉の血管の反射ポイント)
CSF:脳脊髄液(頭蓋、仙骨の動き)
AMC:経絡(ツボ)

8年前の話になりますが、椎間孔5つの因子のなかでCSF以外は暗記物で凄い量になりビビリました、化学と精神にいたっては、始めから白旗です。
筋肉の局所的な因子では、筋力テストの重要性を痛感し、問題の筋肉に対するアプローチの多彩さに困惑しました、中でも良く戸惑うのはチャレンジで神経学的な反応を評価そる検査法です。
チャレンジには、ダイレクトチャレンジとリバウンドチャレンジがあり、どちらも問題部位を特定に役立つ検査法ですが、慣れると治療する方向や使うツボを限定できますが、始めは頭の中がパニックに状態でした。
懐かしく書いていますが、まだまだ勉強続いています、ブログを書くとまた勉強になります、よく覚えたねと今では言って頂けることがありますが、まだまだこれからです。

9月
03

当時のAK勉強会は東京のみで、日本のAKの第一人者である栗原DCが講義をされていました。
毎月一回の授業をbasic とadvanceで二年に渡り開催されていました。
早速2004年の勉強会に申し込みました、二年間休まず毎月通う決意で申し込みました。
しかし受講代金が15000円と東京までの交通費が掛かります、当時は出張カイロを始めて2年目でやっと食べっていけるぐらいで余裕がありません。
ですが技術向上なしに、お客様の満足なし、商売繁盛も無いと考えました。
一番安い夜行バスで行くことにしました、当時最安値が片道4300~4800円?でトイレは付いているが普通の観光バスです、チョット高級になると3列シートで7800~8800円がありました、基本は観光バスでチケットが取れ無い時は3列シートのバスで行きました。
夜行バスは安いが時間が掛かります、運良くすいていれば良いのですが隣の人が大きいとチョット窮屈に感じますし、よく眠ることができれば良いのですが眠れないと、勉強会の最中にウトウト睡魔と闘うはめになってしまいます。
やっと東京駅に着くと6時で、勉強会は10時スタート、会場は品川区大井町きゅりあんです、まだ4時間もあります。
東京の土地感が無くても、そんなに時間が掛からないのは解ります、なので東京に憧を昔からもっていた私は意味も無く、山手線を一周しました、多いときは2周したと思います、周りながらいつか東京で私が勉強会を主催できれば夢を持ちました・・・・・

9月
02

私は2003年仲井DCのダイレックトテクニックの勉強会でAK(アップライド キネシオロジー)の存在を知り大変興味を持ちました。
当時の私はマッサージをしてアジャストする、今ではチョット考えられない施術内容でした。
しかしAKとの出会いがその後8年間の施術にかなりの影響を受けました。

仲井先生の勉強会で見たAKとは筋力テストをする、問題のある筋肉が弱化しているのが解る、その筋肉に関係している椎骨を矯正する、すると弱化していた筋力が回復しています。
例えば歪んでいる椎骨を見付ける、仮に胸椎6番としますと関係している筋肉は広背筋になりますので、広背筋の筋力テストをすると、必ず広背筋の筋力テストで弱化が出ます、次に胸椎6番を矯正します、なんと広背筋の弱化が治っています。
このテクニックで重宝したのは、歪んでいる椎骨が限定しやすい、矯正後の結果が解りやすい。(今では使っていません)
早速AKの代表的な本、シノプシスを教えて頂き、勉強を始めましたが、チンプンカンプンで本の内容が難しすぎるのです、しかし諦めたく無いのです、お客様の反応が解りやすいと良かったですし、私自身の手応えもありました。
当時AKの勉強会は東京にしかありません、これは行くしかありません。