第二回と第三回のAK勉強会は頭蓋骨(CSF)です、初めて頭蓋の授業に期待と不安が、第一回の授業内容の複雑さに理解できない不安が大きかった事を覚えています。
始めに頭蓋の解剖、そして動きです、解剖は予習してきました動きの種類も勉強してきましたが、動きを感じるのは初めてです。
動きには、2種類があります。
一次性呼吸システムは頭蓋骨と仙骨の周期的な動き。
二次性呼吸システムは横隔膜を主とする呼吸運動による頭蓋骨の動き。
なんとこの二つ動きが常に同時に動いています、二つの動きは周期が違いますが動きの区別はつきません、感じろとの事。
練習では側頭部に両手で挟むように軽く触れて、動きを感じとるのですが、当時ではまったくわかりませんでした。
AKの頭蓋では二次性呼吸システムの動で治療していきます、呼吸に合わせてチャレンジとゆう検査方法で問題点を見つけて、矯正します。
当時は、チンプンカンプンで帰ってから、何度も勉強会のプリントや教科書のシノプシスを読み返しました、手順や理屈は理解できても、実際に動きが解からない、効果もお客様の反応も解からないので、頭蓋の治療は長い間使わなくなりました。
あの頃から、頭蓋を諦めた訳でなくAK二年目のADVANCEでも3回、栗原先生の頭蓋治療一次呼吸システムの勉強会を6回出ました。
現在では、一次呼吸システムを使います、動きもなんとなく感じることも出来るようになり、頭蓋の歪みも少しは見る事が出来るようになりました。
AKのテクニックは無駄でなく、噛む筋肉の治療には最高に効果的です。
最近、コンピューターを使う人が多く、画面を見ながら食いしばっている事が多いようです、ストレスの為か寝ている時に食いしばる人も多くみられます、これらは頭痛の原因になります。
こんな時にAKのテクニックは最高に効果的です。